陽気なひきこもり

おねしょ予防に寝る2時間前の水分制限。共働きには時間的にムリ!!心理的に楽になった方法

おねしょや夜尿症の改善や卒業によく指導されるのが「夜の水分摂取制限」です。

よく言われるのは

です。

え?共働きでフルタイムの場合、2時間前に水分を飲ませないって無理じゃない?

我が家では平日は就寝時間を9:30〜10:00に設定していて、この時間帯には必ず子供は寝ています。
うまく行って9時半に寝たとして、その「寝る前の2時間前」っていうのは、19時半です。

保育園へのお迎えが18時半なので、家に帰ってきてダッシュでご飯の用意をして食べ終わってお風呂の準備をしているくらいの時間帯です。

ご飯を食べ終わった時点で既に就寝時間の2時間前で、必ず食卓に汁物を出すようにしているので、この時点で水分摂取をストップせねば、おねしょ対策でいう「夜の水分摂取制限」は実現できません。

そしてお風呂。お風呂上がりの水分補給はどうするの・・・

しかし、しかし、晩御飯の後はお風呂です。

お風呂上がりには必ず水分を欲しがります。

お茶でもなんでもいいから飲ませろ!!と。

最近は言葉もいっぱしなので、「お茶飲まなくて死んでもいいの!!」って脅されます。こわ。

汗をたくさんかく季節でもなかったので「おねしょになるから飲めないの。」と説明するとスネながらも納得してくれていましたが、親としては、喉が渇いて飲みたがっているのに飲ませないって、胸がチクチクします。

そして、これから夏がやってきて、汗をたくさんかくようになると、お風呂上がりの水分補給は身体的にとても大切になってくると思うんです。

脱水の心配はないだろうけど、親の罪悪感がすごい。虐待してる気分になる。

夜の間も汗をかくだろうし、さすがに一晩で脱水になることはないだろうけど、大人でも喉が渇いて目が覚めることがあるくらいなので、子供も喉が渇いてぐっすり眠れないんじゃないかと、これから来る夏に向けてどうしようかなーーーーーーーーと結構悩みました。

特に最近暑いので、飲ませろ飲ませろとせがまれると親の罪悪感がすごいんです。

あまりに辛そうだと、ほんの少し麦茶を飲ませていますが量的に足りず、不満そうです。

喉が渇いてて、飲み物が飲めないって、たぶんすごくキツいと思うんですよね。私だったら暴れる。目の前にお茶あるのに!!って。

しかも本人はおねしょしたくてしてるわけじゃないですからね。理不尽極まりない。

お腹が痛くなる、とか体調が悪くなる、とかの理由だったら何がなんでも飲ませないんですけど、我が家の場合は、夏のキャンプに向けておねしょを改善したくて親である私が焦り気味なだけで、本人に原因がないだけに、ちょっとかわいそうなんです。

おねしょへの対応の基本は「起こさない」「叱らない」「焦らない」

おねしょへの対応の基本は「起こさない」「叱らない」「焦らない」と良く言われます。

完全に焦ってしまっていますが、焦りが子供に伝わらないように「努力」はしているつもりです。完璧じゃないと思いますが。

叱らないっていうのは、本人に原因がないからで、叱っても仕方がなく、叱ることで、逆にストレスでおねしょをしてしまったり、自信を喪失してしまったり、悪い影響しかないからです。

我が家でも、おねしょはあなたが悪いんじゃない、おねしょは大したことじゃない、ぼうこうさん(※)がおなかいっぱいで吐き出しちゃっただけって説明をしています。
※我が家では膀胱を擬人化して「ぼうこうさん」と呼んでいます。

となると、本人は本当に呑気なもので、おねしょのことを気にしていません。

だからこそ、欲しがっている飲み物を「おねしょしちゃうから」という理由でお風呂上がりに禁止するのはかなり親は罪悪感で苦痛だし、子供も喉の渇きで苦痛だと思います。

考えた末に、気持ちに折り合いをつけた方法

子供が飲みたがれば、飲ませることにしました。
お茶やお水じゃなくて、青汁を(笑)

完全に自己満足なのですが、それでもいい。

お茶やお水、ましてやジュースを飲ませて、おねしょしちゃうより、「体に良い」と思えるものを飲ませておねしょしちゃった方が断然良い。

うまく気持ちが言語化できませんが、

無理やり参加させられた飲み会で二日酔いになったら「なんで飲んじまったんだ!」って後悔するけど
大好きな友達との飲み会で二日酔いになっても「楽しかったもんね〜」って納得ができる

みたいな感じでしょうか???

うん、たぶんそんな感じ(笑)

子供用のフルーツ青汁を選んだらおかわりを要求されて困る

思い立ったが吉日!ということで、すぐに子供が飲める青汁を探したら、子供用の青汁があることを知って、早速購入してみました。
ひきこもりなので当然ネットショッピングです(笑)

翌日に届いたので味見にと牛乳で割って飲ませてみたら、おかわり要求するぐらいかなり美味しかったようです。

わたしも飲んでみたのですが、わたしが飲んでる青汁と全然違う!
お茶とジュースくらい別物で、本当にフルーツジュースのようです。

不思議なことに水で割ると甘みと香りが全然違う感じになるので牛乳割り一択になりました。

参考:こどもフルーツ青汁

とりあえずモンドセレクション金賞受賞してる青汁を選んでおけば間違いないだろう、ってことで、これを選びました。

2箱セットで購入しないといけなくて、普通の青汁(緑)バナナ風味と、ベリーミックス味(赤)の中から、組み合わせ自由で選んでよかったので、一つずつ購入したのですが、ベリーミックス味の方は子供と夫は匂いが嫌だそうで、飲んでくれなかった。(そういえば牛乳で割らずに水で割ったからかも?)

なので、緑の方だけにしておけば良かったと少し後悔中です。

50mlが1日分だから「喉を潤す」には向いていないかも!

この青汁、1日1杯飲むのが良いらしく、しかも1回の量が50mlと少量なんです。
「青汁を飲ます」っていう目的だったら、50mlは「少なくて良い」という評価になるかもしれませんが、我が家の今回の目的は、子供の喉を潤すことなので、50mlは少し少ない。
しかも味が美味しくて、おかわりしたくなる。

割る牛乳の量を増やそうかな?と思ったけど、氷を2つ入れて量をカサ増ししてごまかしてます。

牛乳の飲み過ぎ注意。牛乳はおねしょに良くないらしい

おねしょ関連の書籍やサイトを見ていると、夕方以降と就寝前の水分の取りすぎの注意と合わせて、牛乳の飲み過ぎにも注意するように書かれている場合があります。

牛乳で割って飲ませて、牛乳の飲み過ぎにならないのかちょっと心配になったので調べてみました。

まずはなんで牛乳の飲ませすぎはおねしょに影響があるのか。

牛乳の飲ませすぎがおねしょに悪影響な理由

だいたいのサイトは触りしか書いていなかったので詳細を探してみると、新都心こどもクリニックさんのQ&Aに詳しく書いてありました。

牛乳は、栄養価の高い食品で子どもの発育に大切な飲み物とされています。しかし、夜尿のこどもにとっては決して勧められる飲み物ではありません。その理由の一つは、蛋白質のところでお話ししたように牛乳の過剰摂取は蛋白質の摂取過多となり、尿量が増えることです。もう一つの理由は、牛乳にはカルシュウム分が豊富で(100mlに約100mg)、牛乳摂取によりカルシュウムが過剰摂取になることです。

過剰なカルシュウムは全部尿に排泄され、尿のカルシュウムの濃度が高くなり、カルシュウムの結晶(尿のごみみたいなもの)のために、膀胱が刺激されて、膀胱の貯めが悪くなります。小学生、中学生のカルシュウム1日の必要量は700-900mg程度で、普通の食品からほとんど摂取できています。牛乳を飲むと「背が伸びる」、「骨が強くなる」のはカルシュウム摂取が不足している時で、必要以上に摂取しても何の効果もありません。学校給食で毎日200ml程度の牛乳は摂取しており、それ以上の牛乳は過剰と考えてください。

出典:新都心こどもクリック夜尿症(おねしょ)Q&A

牛乳、というより、カルシウムの摂取量と、タンパク質の摂取量が過多になると、おしっことして排出される量も増え、さらには膀胱の刺激によって貯めが悪くなるってことですね。

尿量増えて、貯め悪く。ほほぅ。

牛乳で割って飲んで、過剰摂取にならないか確認してみた

牛乳で割って飲むより水で割って飲む方が良さそうですが、量的に問題なければいいなと思い、飲んでる子供青汁の栄養成分を見てみました。

尿量の増加に関わるたんぱく質とカルシウムの量だけを見ると、

飲んでるフルーツ青汁のたんぱく質とカルシウムの量
たんぱく質:0.19g
カルシウム:140mg

50mlの牛乳のたんぱく質とカルシウムの量
たんぱく質:1.65g
カルシウム:55mg

合計
たんぱく質:1.84g
カルシウム:195mg

1日に必要なタンパク質の推奨量は3~5歳で25g、6~7歳で30〜35g(男児35g女児30g)が厚生労働省の推奨量とされています。

1日に必要なカルシウムの量は、3~7歳で550mg〜600mg(男児600mg、女児550mg)が厚生労働省の推奨量とされています。

※身長や体重によって違いますが、3〜5歳身長103cm、体重16kg、6〜7歳身長118〜119g前後、体重22kg前後の場合
参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」

これよりたくさん摂取すると過剰となって尿から排出しようと尿量が増えるってことです。

うちは5歳なので、たんぱく質25g、カルシウム550mgが推奨量。
子供青汁を50mlの牛乳で割って飲んだら
たんぱく質:約1.84g、カルシウム:195mg
寝る前だけで摂ることになります。

1日の推奨量に対して、タンパク質は約13分の1、カルシウムは約3分の1摂ることになるので、カルシウムについては他の時間帯の飲食に含まれる量によってはちょっと過剰になりそうな感じですね。

気をつけなくては。

食べたものによっては、飲み方を工夫してみようと思います。

今飲んでるこどもフルーツ青汁は、カルシウムが豊富に含まれているので、そうじゃないフルーツ味の青汁も探して昨日買ってみたりしています(笑)

おねしょの夜間の水分制限。心苦しさから解放される

おねしょをするからって、寝る前に欲しがる飲み物を、むやみやたらに「ダメなものはダメ」としてしまって、子供もつらく、親も「かわいそうだ」「虐待じゃないのか」って心苦しく思うくらいなら、いっそ飲ませてしまえばいい!

でもお茶を飲ませて次の日もおねしょだった時は、「あ〜、昨日お茶飲ませたもんなぁ」ってもやもやが残っていました。
やっぱり飲ませない方が良かったかなぁって。

でも青汁にしてから、体にいいことしてるんだし、良いじゃない。って単純に思えるようになりました。

ほんと、つまらない自己満足なんですけど、自分を納得させる形が見つかればストレスがかなり減る。
子供もおいしいジュース(本当は青汁^^)が飲めて幸せ。

飲む前にお茶を飲ませては、翌日のおねしょでもやもやしているママがいたら、
青汁じゃなくても、なんかこういう納得できるものが見つかって気持ちが楽になったらいいなぁと思います。

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