陽気なひきこもり

5歳娘のおねしょが治らない!怒ってはならぬ笑うんだ!!

子供がダメなんじゃない!おねしょの原因

子供のおねしょがなかなか治らずに悩んでいませんか?
わたしは悩んでいます。

「なんでおねしょが治らないんだろう?」
「保育園のお友達はみんなおねしょしないって言ってるのに、うちの子だけまだ全開おねしょ・・・」
「もう年長なのに」
「もう5歳なのに!」
「もう来年小学生になるのに!!」
「オムツが取れるのは早かったのに、なぜ・・・」

結構本気で悩んで色々調べてみたのですが、大切なことを知りました。

それは「おねしょは子供が自分でコントロールできるものではない」ということ。

おねしょの原因は膀胱のサイズと抗利尿ホルモンによるもの

おねしょの一因「膀胱のサイズ(容量)」

おねしょの原因の一つに、夜間におしっこを貯めておく膀胱のサイズが小さいことにあるそうです。
間違ってはいけないのは体のサイズと膀胱のサイズは比例しない点。

うちの子は背も小さく体も小さいですが、彼女と0.5cmしか身長が違わない同性のお友達は4歳になる前にはおねしょはしなくなっていました。
お友達と比べるとかれこれ1年以上差が開いていますが、体のサイズは今もほぼ一緒。

膀胱を大きくすることはできる?膀胱訓練をしよう!

膀胱の容量を増やすには、体の成長も不可欠ではありますが、お昼間のおしっこを我慢する訓練で膀胱に「サイズが足りませんよ、大きくなってくださいね」って知らせることも大事だそうです。

このことを知って考えたのですが、うちの子はおしっこを我慢するってことがほぼなくて、お昼間におもらしをしたことが彼女の5年程度の人生ではありますが1度しかありません。我慢できなくてちょろっとパンツに漏らしたってこともありません。

なんでもかんでもジャージャー出すから膀胱がこのまま大きくならなくていいや、って体が判断して膀胱の成長が遅れているのでしょうか?

でも、おしっこを我慢させるって体に悪そうですよね?

しかしご安心を。
これは実際におねしょ外来や大人の頻尿でも用いられている方法で「膀胱訓練」と言われ、膀胱の容量を大きくすることを目的に実施されています。

お外ではおもらししちゃったら大変だし、子供もつらいでしょうから、基本外でするべきものではありません。
そして、体に負担がかからないように、1日1回だけ、30分から1時間くらいを目安にします。

我が家では「おしっこ我慢大会」と称して、母は盛り上げ役に徹して、できる時にだけ気軽に楽しんでしています。
なかなか盛り上がるので是非やってみてください。

おねしょの一因「抗利尿ホルモン」

次に影響するのが、脳から分泌されるホルモン、「抗利尿ホルモン」です。
抗利尿ホルモンは、夜間におしっこの量を調整してくれるホルモンで、睡眠中にこのホルモンは昼間の2倍程度分泌されるそうです。

このホルモンの働きによって昼間の60%前後までおしっこの量を減らしてくれるのですが、このホルモンの分泌が十分でないと夜のおしっこの量を減らすことができずに、おねしょにつながってしまうのです。

膀胱のサイズとか、抗利尿ホルモンの分泌ってのは、背の高さや体の大きさと一緒で、それぞれ個人によって違います。
遺伝的な要素も大いにあるそうです。

色々な文献を読んでみると、膀胱のサイズやホルモンだけでなく、自律神経なんかも関係してきます。
要は本人がコントロールできないところでおねしょは起こっているんです。

もちろん、生活習慣や、寝る前の水分を取る量なんかでできることはたくさんありますが、基本的に私たち親が知っておくべきことは、

ってことです。

怒たって、イライラしたって、焦ったって仕方のないことなんです。

笑いましょう!!

プレッシャーをかけるのは禁物!

我が家ではおねしょをしても「でちまったね〜」と笑うだけです。

おねしょをしなかった日も、本人を褒めることはしません。

その代わり、おねしょを「しなかった」ではなくて、おねしょが「でなかった」ことを嬉しい出来事として共有します。

おねしょでプレッシャーをかけると精神的に追い詰められたり自信喪失に繋がったりする場合もあるそうなので「褒める」こともできなかった時のプレッシャーに繋がるかもしれないとの判断からです。

おねしょは子供が悪いわけじゃありません。子供がどれだけ努力しようとも、本人の意思ではどうすることもできないんです。
どうしたって子供には収めようがありません。

でも褒めてやりたい。そんな時に思いついたのが「膀胱」の擬人化

褒めることも本人のプレッシャーになるかもしれない、と気がついてから、褒めたい衝動が行き場をなくしていました。

そこで思いついたのが、膀胱を擬人化してしまうこと。

おねしょの成功も失敗も全部「ぼうこうさん」にお任せします。

おねしょをしてしまった日は、ぼうこうさんパンパンやってんね〜明日は頑張れぼうこうさん!
おねしょをしなかった日は、ぼうこうさん頑張ったねーって。

娘はぼうこうさんすごいね!!!
ってお腹ポンポンしながら笑ってます。

そんな彼女ですが、まだおねしょをしなかった日の連続記録が5日しかありません。
週に3〜4日はおねしょです。

7月に保育園のキャンプを控えていて、お友達の前でのおねしょは辛かろうと親としては少し焦り気味です。
何かしてやれることはないのかと。

おねしょがなかなかなおらなくて、親としてできることといえば、病院に連れて行くこと。

おねしょが何歳になってもなおらない場合は「夜尿症」として治療することができます。
夜尿症かどうかは素人が判断できるものではないので、おねしょを見てくれる病院に行って医師に判断してもらう必要があります。

相談できる医療機関の探し方

おねしょの原因は単に体の成長が遅いだけかもしれませんし、何かしらの病気が潜んでいることもあります。
心配な時は、おねしょ(夜尿症)を見てくれる病院に相談に行くのがおすすめです。

製薬会社さんが運営している「夜尿症ナビ」っていうサイトにおねしょの相談にのってくれる全国の病院が載っています。
夜尿症ナビのおねしょの相談ができる全国の病院

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